大学生の読書日記 

印象に残った本や面白いと思ったことを皆さんに紹介する

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キラキラネームについて

 2000年台に入ってから自分の子供に他の人達が読めない名前。俗にいうキラキラネームをつける親が増えてきているそうです。何を思って親は子どもたちにそのような名前をつけようと考えたのか。私にはわかりません。とくにわかりたいとは思いませんが。強いて考えるなら、他の子どもたちとの差別化を図ろうと考えたのでしょうか、それとも好きなアニメのキャラクターにあやかってつけたのでしょうか。また好きなアイドルや俳優の名前をつけるのでしょうか。親は楽しいでしょうが、子供はどう思うのでしょうか。そのせいでみんなからからかわれる人は必ずいます。姓は変わることもありますが、名前は基本的には一生変えることはありません。主観になりますが。ちっちゃい頃はいいでしょうが、中学生や高校生になり自我がちゃんと出てきて善悪がわかるようになった時(その年になっても善悪が区別できない人間もいますが)に私だったら絶対嫌で名前を変えたいと親に懇願することでしょう。しかし直接親に面と向かって言うことがためらわれるので、その不満がどんどん誰にも言えなくて積もっていく。その不満はどこに行くのでしょうか。心配です。

 私は近頃の親の常識を疑ってしまいます。最近その存在が有名になりだしたのですから、昔はこんなキラキラネームというものは存在しなかったはずです。多分そのような名前をつけるという考えさえもなかったことでしょう。キラキラネームをつけられてしまった子供は悪くありません。つけた親が全て悪いのです。まあ、その名前を子供が気に入っているのなら全く問題はありません。

 最後に日本人の常識も落ちてきたのかなと感じた一件でした。このまま行くとどうなるのか本当に怖くてしょうがありません。

『美丘』 石田衣良

内容(amazonさんから抜粋)

 美丘、きみは流れ星のように自分を削り輝き続けた…平凡な大学生活を送っていた太一の前に突然現れた問題児。大学の準ミスとつきあっていた太一は、強烈な個性と奔放な行動力をもつ美丘に急速に魅かれていく。だが障害を乗り越え結ばれたとき、太一は衝撃の事実を告げられる。彼女は治療法も特効薬もない病に冒されていたのだ。魂を燃やし尽くす気高い恋人たちを描いた涙のラブ・ストーリー

筆者情報(amazonさんから抜粋

 1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞を受賞。他著書多数。

私の感想

 私はもともと石田衣良さんの作品が好きで、最近は特に理由はないのですが石田衣良さんの作品をよく読むようになったのですが、この本は私にとって読むのがかなりきつかったです(もちろんいい意味です)。なぜかといいますと作品に感情移入しすぎてしまったこともあるのですが、好きな本を読み終わってしまうことが嫌で読み進めることをためらってしまい、少し進んでは休憩し少し進んでは休憩するようなサイクルができてしまっていました。また内容の面からも読むのが辛かったです。いつの間にか自分でも気づかないうちに涙を流していました。半年ぶりくらいだと思います。色んな感情が混ざり合っての涙だと思います。読むのが本当に辛かったです。結末が見えてしまっているのにそれに抗い懸命に努力する姿を見て単に悲しいとかではなくて、自分でもよくわからない気持ちになってしまいました。

 何度も言って本当に悪いのですが、私はこの本を読むのが本当に辛かったです。しかし、この本に出会えることができて本当に良かったと思いますし、また読むことができて本当に良かったと思います。またもう少し大人になってから読みたいと思います。また違った感情を自分の中に見つけることができると思いますから。

 もし少しでも興味が出てきた人は『美丘』を読んでみてください。これまでにはなかった新しい感覚が出てくるかもしれませんよ。

友達

 あなたには仲が悪いけど友だちと言える存在がいますか?ほとんどの方はいないと答えると思います。それは友人ではないと考えている人も中にはいるかもしれません。友達というものは仲が良くなくてはいけないのでしょうか。私は違う考え方を持っています。友人というものはただ単に一緒に話していると楽しいというわけではなく、互いに能力などを高めていくことができる存在のことをいうと思います。だから仲が悪くても、互いが切磋琢磨できるような存在であれば友だちになれます。それこそが本当の友達です。むしろ互いに切磋琢磨できるような人ではない人は友達では決してありません。

 だから私が言いたいことは、みなさんはこの人とは主張が合わないからといって友達になれないわけではないのです。そのようなあまり相性が合わないような人と接するときでも壁を作らないで本音を言い合える人をどんどん作っていくべきです。

適時適所

 適材適所は本当に大事です。全く適正がないところで何かの活動を行ったとしても全く業績を残せないですし、活動をする方も全く楽しくありません。させる方もする方も全くメリットがありません。ではどうやって人の適所を探すことができるのか。それは普通の人間では難しい思います。もちろん私も普通のどこにでもいるような人間なので人の適所を探すことができる力は持っていません。ではどうすれば適所を普通の人が見つけることができるのでしょうか。私はこう思いました。それは自分の事を自分で知ることです。いわゆる就職活動(採用活動)で使うとされる「自己分析」です。自己分析をすることで自分の興味のある分野がわかります。それを細分化していくと本当にしたいことが見えてくるはずです。

 私は人の適材適所をその人と相談することでその人の適正がわかるという能力があったらうれしいなと高校生の時から考えていました。そうすればみんなが幸せに人生を送ることができると感じていたからです。

 もしみなさんが自分に合っていないなと思う事がありましたら自分という存在を誰にも相談することなく自分自身で改めて考えてみてください。必ず何か自分の興味のあることやしたいことが見つかるはずです。もう自分のしたいことが決まっている人はそのしたいことを極めるように努力していってください。

空気を読む

 私は自分で言うとあれですが空気を読むのが得意だと思っています。周りからは空気を読むのが下手だと思われている可能性も十分ありますが。ここで私が思ったことは、空気を読み過ぎるのもそれはそれであまり良くないことなのかなと感じました。なぜなら空気を読み過ぎることで場の雰囲気を悪くすること決してありませんが悪い雰囲気を変えることはそのような人では難しいのかなと感じました。そうは言っても空気が全く読めない人はその場の雰囲気を壊すことしかできないので、いい雰囲気の時も場違いなことを言ってしらけさせてしまうことになります。しかし空気が読めない人はみんなの考えていなかったことを言って、悪い雰囲気を変えてしまう可能性もあります。そこで私が考えたことは、本当に空気が読める人というのは時には空気をかなり読むことができ、また時には場の雰囲気を一気に変える空気の読めないことを意図的にすることができる人です。

 空気が読めるだけではなく意図的に空気を壊す?ことができる人間こそ日本いや世界に求められていると感じました。

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